源氏物語

先月、作家の林真理子さんの講演会に行ってきました。
私は「ルンルンを買っておうちに帰ろう」の頃から林さんのファンで、
現在出版されている本は7割ほど読んでいます。

講演会のテーマは、源氏物語
「源氏物語については、凄い方たちが解釈本を出版されていますが、
私は小説家としての観点で書いた。」との事。

今回は宇治十帖についての話がメインでした。
田舎に住んでいて身分が低く、ファッションセンスがなくて野暮ったい着物を着た浮舟は、
源氏の息子である匂宮や薫から格下に見られていたが、
仕草が可愛いくキャピキャピしていたので、気をひく事が出来たとか。
「浮舟は、ものすごくテンションが高かったけれど、もしあなたが 浮舟のように田舎から東京に出てきて、

小泉孝太郎兄弟から言い寄られたらどうします?舞い上がりませんか?」とのたとえ話に、会場は大爆笑。

他にも林さんならではの裏の心理をついた話満載で、なかなか
面白かったです。皆さんも、源氏物語を読んでみませんか?

古文が苦手な人には、漫画版のあさきゆめみしもありますよ。

                                       (柴田)